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【超初心者向け】WEB広告入門:知っておきたい基本用語10選&応用14選で運用をスムーズに!

はじめに
WEB広告を始める際、専門用語が次々と出てきて混乱することはありませんか?
例えば、「シーピーシー」や「リマーケティング」など、普段聞き慣れない言葉が多く登場します。
これらを正しく理解することが、広告運用をスムーズに進める第一歩です。
この記事では、初心者がまず押さえておきたい「基本用語10個」と、運用を進める上で役立つ「応用用語14個」を分かりやすく解説します。
このガイドを参考に、WEB広告運用を成功させる基盤を作りましょう!
基本編:初心者がまず押さえておきたい10の用語
インプレッション (Impression)
詳細: インプレッションは、広告が表示された回数を指しますが、ユーザーがその広告を見たかどうかは問わない点に注意が必要です。広告がページの下部に表示され、スクロールされなかった場合でもカウントされます。
実務での活用:
- 広告の露出規模を確認
- インプレッション数が多いのにクリックやコンバージョンが少ない場合は、広告の視認性やターゲティングの見直しを検討
クリック (Click)
詳細: ユーザーが広告をクリックした行動を測定しますが、クリック後に目的のページへ到達しない場合(例: ページエラーや離脱)もカウントされます。
実務での活用:
- クリック数が高い場合は、広告クリエイティブやキャッチコピーがユーザーに響いている可能性が高い
- クリック数に対しコンバージョンが低い場合は、LP(ランディングページ)の改善が必要
クリック率 (CTR: Click-Through Rate)
詳細: インプレッションに対するクリックの割合を示す指標。CTRが高いほど、広告がユーザーに興味を持たれていることを意味します
実務での活用:
- 業界標準のCTRと比較し、広告効果を判断
- CTRが低い場合は、広告文やデザインの見直しが必要
- ターゲティングが適切かを再検討
コンバージョン (Conversion)
詳細: コンバージョンは広告の最終目標であり、何を「成功」とするかはキャンペーンによって異なります(例: 購入、資料請求、予約など)
実務での活用:
- 明確な目標設定が必要(例: 購入だけでなく、カート追加やフォーム入力もトラッキングする)
- 複数のコンバージョン目標を設定し、各段階の成果を分析
コンバージョン率 (CVR: Conversion Rate)
詳細: CVRが高いほど、広告の訴求力やLPの設計が優れていることを示します
実務での活用:
- CVRが低い場合、LPのデザイン、内容、CTA(Call To Action)ボタンの位置を改善
- 広告ターゲティングを再検討(適切なオーディエンスに配信されているか)
CPC ( Cost Per Click)
詳細: 広告費用をクリック単価で割り出す指標。業界や広告プラットフォームごとに平均値が異なるため、それを参考に判断
実務での活用:
- CPCが高い場合、入札額の調整や競争率が低いキーワードへの切り替えを検討
- CPCが低くてもコンバージョンが少ない場合は広告クリエイティブを改善
ROAS (Return On Ad Spend)
詳細: 広告費に対する売上の割合で、ROI(Return on Investment:投資利益率)の一部として使われます。広告の費用対効果を直接的に測る指標
実務での活用:
- ROASが目標値以下の場合、広告運用全体の見直しが必要
- 高いROASを維持しつつ予算を拡大する施策を模索
オーディエンス
詳細: オーディエンス設定は広告配信の効果を左右する重要な要素。デモグラフィック(年齢・性別)、地理情報、興味関心、購買行動などを基に設定
実務での活用:
- テスト配信を行い、効果の高いオーディエンスを特定
- 過去のデータを活用してリマーケティングリストを構築
リマーケティング
詳細: サイト訪問後、購入や問い合わせに至らなかったユーザーに対し、広告を再配信する手法
実務での活用:
- 購入直前のユーザーには「割引」や「在庫限り」などの訴求
- 商品を見ただけのユーザーには「人気ランキング」や「関連商品」を提案
バナー広告
詳細: 視覚的に訴求する広告形式。クリック率やコンバージョンに直接影響するため、デザインや訴求内容が極めて重要
実務での活用:
- ABテストを実施して最適なデザインを選定。
- 配信するデバイスに合わせたサイズやフォーマットを作成。
応用編:さらに押さえておきたい14の用語
CPA (Cost Per Acquisition)
1件のコンバージョン(購入、資料請求など)を得るために必要な広告費を示します。広告の効率性を直接評価する指標です
実務での活用:
- 業界の平均CPAと比較し、自社広告の費用効率を評価
- 高いCPAの場合、ターゲティングや広告クリエイティブを改善
- キャンペーンごとに異なる目標CPAを設定し、パフォーマンスを管理
フリークエンシー (Frequency)
1人のユーザーが広告を何回見たかを示します。適切なフリークエンシーを維持することで広告効果を最適化できます
実務での活用:
- 低すぎる場合: ユーザーに広告が認知されない可能性があるため、配信量を増やす
- 高すぎる場合: ユーザーが広告に飽き、ネガティブな印象を与えるリスクがあるため、配信頻度を調整
類似オーディエンス
既存顧客やサイト訪問者のデータをもとに、行動特性が似ている新規ユーザーをターゲティングします
実務での活用:
- 目的: 新規顧客獲得、リーチ拡大
- 効果を上げる方法: 高品質なオリジナルオーディエンスデータを元に作成する
- 事例: 購入者リストを元に類似オーディエンスを作成し、新商品を紹介
ランディングページ (LP)
広告をクリックしたユーザーが最初に到達するページ。広告内容と一致しているほど、コンバージョン率が向上します
実務での活用:
- ユーザーが離脱しないよう、明確なCTA(Call to Action)を配置
- モバイル最適化と高速表示を重視
- 広告グループごとに専用のLPを作成して関連性を強化
動画広告
動画形式の広告で、ユーザーの視認性が高く、ストーリー性を持たせることで高いエンゲージメントを得られます
実務での活用:
- 冒頭5秒でユーザーの興味を引く
- 字幕やサウンドなしでも内容が伝わる設計
- プラットフォームごとのフォーマット(例: YouTubeのスキップ可能広告)に適応
Google広告
Googleが提供する広告プラットフォームで、検索広告、ディスプレイ広告、YouTube広告など多岐にわたる広告形式を展開
実務での活用:
- キーワード選定で検索広告の効果を最大化
- リマーケティング機能でサイト訪問者を再ターゲット
Yahoo!広告
日本国内に特化した広告配信プラットフォーム。Yahoo! Japan利用者を対象に広告を配信
実務での活用:
- 日本市場向けの商品やサービスのプロモーションに適している
- Yahoo!ショッピング連携機能を活用
アプリ内広告
スマホアプリ内に表示される広告。リワード広告、ネイティブ広告、インタースティシャル広告など多様な形式があります
実務での活用:
- リワード広告(報酬型広告)でゲーム内のリワードを提供し、高い視聴完了率を得る
- アプリユーザーの行動データを元にターゲティング
広告スケジューリング
配信する曜日や時間帯を指定することで、ターゲットユーザーが最も活発なタイミングで広告を表示
実務での活用:
- 営業時間内の問い合わせ促進を目的に、配信時間を調整
- 過去データを分析し、高いコンバージョン率を示す時間帯を特定
キャンペーン
広告の最小管理単位。目標、ターゲット、予算などを設定し、広告グループや広告を束ねます
実務での活用:
- キャンペーンごとに目標CPAやROASを設定
- 季節やイベントに応じた短期キャンペーンを作成
アカウント構造
アカウント階層(キャンペーン→広告グループ→広告・キーワード)を最適化することで、運用効率とデータ分析の精度を向上
実務での活用:
- 商品カテゴリごとにキャンペーンを分け、成果を詳細に把握
- 広告グループを細分化してターゲットを明確化
UTMパラメーター
広告URLに付加してトラフィックの詳細な分析を可能にする文字列。Googleアナリティクスで計測可能
実務での活用:
- キャンペーン、媒体、配信時期ごとのパフォーマンスを追跡
- URL生成ツールを利用して人為的ミスを防止
トラッキングタグ
ユーザー行動を記録するためのコードスニペット。Googleタグマネージャーを使えば効率的に管理可能
実務での活用:
- コンバージョン数やページビューの計測
- 特定のアクション(購入、動画視聴など)のデータを収集
14. ROAS (Return On Ad Spend)
広告費用に対する収益率を示す指標。ROI(投資対効果)の一部として広告のパフォーマンスを評価
実務での活用:
- 高ROASのキャンペーンに予算を集中配分
- 業界平均ROASとの比較で効率性を分析
まとめ:初心者から応用までのステップアップを目指して
WEB広告運用を始める際、基本用語を押さえることはスムーズなスタートに欠かせません。
今回紹介した「基本用語10個」は、初めて広告を運用する方にとっての土台です。
そして、「応用用語14個」を理解することで、さらに効果的で効率的な運用が可能になります。
では、どのように理解を深めれば良いのでしょうか?以下のステップを参考に、実践を重ねながらスキルアップを目指しましょう。
基本用語を運用中に意識する
わからない用語はその都度調べる
少しずつ実践で経験を積む
仲間や専門家に相談する
- 一人で抱え込まず、同じように広告運用をしている仲間や専門家に質問することも効果的です。
特に難しい応用用語は、経験者に直接聞くことで早く理解できる場合があります。
さらに、専門用語を覚えることは、新しい言語を学ぶことに似ています。
最初は難しく感じるかもしれませんが、一つひとつ身につけることで、広告運用における「会話」がスムーズになり、データやレポートが自然と読めるようになります。
例えば、これまで漠然と見ていた広告レポートが、用語の意味を理解することで次の一手を考える「ヒント」に変わるでしょう。
さらに、クライアントやチームメンバーとのコミュニケーションもより的確でスムーズになり、自信を持って運用の方向性を提案できるようになるはずです。
このガイドを活用しながら基礎を学び、実践を重ねてください。
そして、数か月後には広告運用の「言葉」に慣れ、課題に対して自分の言葉で解決策を提案できる未来を目指しましょう。広告運用の旅はここから始まります!
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