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【基礎編】ディスプレイ広告とは?リスティング広告との違いを解説

2025.03.10 (月)

広告運用に取り組む際、「リスティング広告」「ディスプレイ広告」という用語をよく耳にしますよね。しかし、具体的にどちらを使えば効果的なのか、分かりにくいと感じている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、リスティング広告とディスプレイ広告の違いに焦点を当て、それぞれの特徴や効果的な使い分け方法をわかりやすく解説します。これを押さえることで、広告効果を高める戦略がより立てやすくなりますので、ぜひ参考にしてください!

1.リスティング広告とは?

リスティング広告(検索連動型広告)とは?

リスティング広告は、検索エンジンの検索結果ページに表示される「検索連動型広告」のことを指します。ユーザーが特定のキーワードを検索した際、その検索意図に応じた広告が検索結果の上部または下部に表示される仕組みです。
この広告は、ユーザーが自身の関心や課題に関連した情報を探している瞬間にアプローチできるため、非常に高いターゲティング精度を誇ります。

リスティング広告の特徴と仕組み

リスティング広告では、広告主が設定したキーワードに基づいて入札が行われ、表示順位が決まります。
このため、単に広告を表示するだけでなく、表示のタイミングや広告文の内容を精査することで、見込み顧客へのアプローチがより効果的になります。また、クリック課金型(CPC:Cost Per Click)であるため、広告が表示されただけでは費用は発生せず、ユーザーが広告をクリックして初めて課金が行われる点も特徴の一つです。

リスティング広告のメリット

リスティング広告のメリット

  1. ニーズが明確なユーザーにリーチできる
    ユーザーが具体的なキーワードを検索する瞬間に表示されるため、商品の購入やサービスの利用を検討している可能性が高いユーザーにピンポイントでアプローチできます。

  • コスト管理がしやすい
    クリック課金型であるため、無駄な広告費用を抑えることが可能です。また、広告予算を自由に設定でき、費用対効果を見ながら運用を調整できます。

  • 即効性が高い
    広告の設定後、すぐに検索結果に表示されるため、短期間で集客や売上増加を狙うことができます。

どのような場面で有効か?

リスティング広告は、商品やサービスに関心を持つユーザーを効率的に獲得するために最適な広告手法です。例えば、新商品のプロモーションや特定地域でのサービス展開、競争の激しい市場での差別化を図る際に特に効果を発揮します。
加えて、
競合他社と同じキーワードで競争することも可能なため、自社の商品やサービスを目立たせたい場合にも有用です。

2.ディスプレイ広告とは?

ディスプレイ広告の特長と役割

ディスプレイ広告は、ブランド認知度の向上や潜在顧客へのアプローチに最適な広告手法です。インターネット上のウェブサイトやアプリに表示されるバナー広告や動画広告を通じて、視覚的にユーザーに訴求します。

検索キーワードに依存するリスティング広告とは異なり、興味関心や属性(年齢、性別など)を基にしたターゲティングが可能で、広範囲にリーチしつつも、ターゲットユーザーに絞った効果的な広告配信が特徴です。
また、クリック課金型やインプレッション課金型の柔軟な課金方法により、広告目的に応じた運用ができます。

ディスプレイ広告の概要

ディスプレイ広告は、主にインターネット上のウェブサイトやアプリで、バナーや動画の形式で表示される広告を指します。
広告が表示されるタイミングや場所は、ユーザーの興味関心、年齢、性別、過去の行動履歴などのデータに基づいて設定されます。
この広告形式は、
商品やサービスをまだ認知していない潜在顧客にリーチするのに効果的で、主にブランド認知度の向上を目的として活用されます。

ディスプレイ広告の特徴

  • 視覚的訴求力
    バナーや動画を活用して、ブランドの魅力を直感的かつ印象的に伝えることができます。静止画だけでなく、アニメーションや動画を用いることで、よりインパクトのあるメッセージを伝えることが可能です。

  • 広範囲へのリーチ
    広告配信プラットフォーム(例:Googleディスプレイネットワーク)を利用することで、多数のウェブサイトやアプリを通じて広告を表示できます。これにより、特定のターゲット層だけでなく、多くの潜在顧客にリーチすることが可能です。

  • ターゲティング精度
    ユーザーの興味関心や属性データ(年齢、性別、地域など)に基づいてターゲティングできるため、特定の顧客層に対して効果的に広告を配信できます。さらに、リマーケティング機能を利用すれば、過去に自社ウェブサイトを訪問したユーザーに広告を再表示することも可能です。

  • 柔軟な課金方式
    クリック課金型(CPC: Cost Per Click):広告がクリックされるたびに課金される方式。費用対効果を測定しやすいのが特徴です。

    インプレッション課金型(CPM: Cost Per Mille):広告が1,000回表示されるごとに課金される方式。主にブランド認知向上を目的とした場合に活用されます。

ディスプレイ広告が適しているケース

ブランド認知度の向上
新商品や新サービスを幅広く周知させたい場合に有効です。

潜在顧客へのアプローチ
商品やサービスをまだ知らないユーザー層に対して、興味を喚起することができます。

再訪問の促進
リマーケティングを活用することで、過去に接触したユーザーに再度アプローチし、コンバージョンを促進します。

3. リスティング広告とディスプレイ広告の違い

比較項目 リスティング広告(検索の検索広告) ディスプレイ広告

主な表示場所

検索エンジンの検索結果ページ

ウェブサイトやアプリ上のバナー・動画広告

表示のトリガー

ユーザーの検索キーワード

ユーザーの興味・関心、年齢・性別など

ターゲティング精度

ニーズが明確なユーザーへの直接的なリーチが可能

関心や属性に基づいた潜在顧客へのリーチ

課金形態

クリック課金型

クリック課金型またはインプレッション課金型

訴求方法

テキストによる直接的な訴求

視覚的なバナーや動画による訴求

4. 自社に合った広告の選び方 

リスティング広告とディスプレイ広告の使い分け

今すぐ行動を促したい場合
リスティング広告がおすすめ

ユーザーの「検索行動」に基づき、具体的なニーズを持つお客様に直接アプローチできます。

ブランド認知や新商品の広報をしたい場合
→ ディスプレイ広告がおすすめ

視覚的な広告を通じて、潜在顧客にリーチし、広範囲に商品やサービスを知ってもらうことができます。

リスティング広告が適している場合

「すぐに商品やサービスを購入してほしい」「購買意欲の高いお客様にアプローチしたい」と考えている場合には、リスティング広告が最適です。
この広告は、
検索エンジンで特定のキーワードを検索したユーザーに広告を表示する仕組みで、例えば「〇〇を買いたい」「〇〇を予約したい」という具体的なニーズを持つ人に直接リーチできます。

リスティング広告の強みは、検索という行動からユーザーのニーズが明確にわかることです。そのため、購入や申し込みを検討しているユーザーに効果的にアプローチできます。

ディスプレイ広告が適している場合


「新商品やサービスを多くの人に知ってもらいたい」「ブランドの認知度を高めたい」と考えている場合には、ディスプレイ広告が効果的です。
この広告は、ウェブサイトやアプリにバナーや動画形式で表示され、まだ
自社を知らない潜在顧客にも訴求することができます

ディスプレイ広告の特徴は、視覚的な要素を活用してユーザーの興味を引く点です。鮮やかな画像や印象的な動画を使うことで、商品やブランドの魅力を伝えやすく、多くの人に知ってもらうきっかけを作ることができます。

5. リスティング広告とディスプレイ広告を併用する際のアドバイス

ここでのポイント
  • リスティング広告で短期的な成果を狙う。
  • ディスプレイ広告で潜在顧客を育成し、リターゲティングで再アプローチ。
  • 初期予算配分は70%:30%を目安に、運用データを基に最適化する。

リスティング広告で短期的な成果を狙う

リスティング広告は、ユーザーが検索エンジンでキーワードを入力した瞬間に表示される広告です。このため、購買意欲が高く、具体的なニーズを持つユーザーに直接アプローチできるのが最大の強みです。

リスティング広告のメリット

  • 即効性が高い: 広告を設定したその日から成果を出すことが可能です。
  • 明確なターゲティング: 検索キーワードからユーザーのニーズを把握し、ピンポイントで広告を表示できます。
  • コスト効率が良い: クリック課金型(CPC)のため、広告がクリックされるまで費用が発生しません。

例:
「家づくり 相談」などの具体的なキーワードで検索したユーザーにリスティング広告を表示し、サイト訪問から問い合わせや購入につなげます。

ディスプレイ広告で潜在顧客を育成し、リターゲティングで再アプローチ

ディスプレイ広告の役割
ディスプレイ広告は、ウェブサイトやアプリにバナーや動画形式で表示され、ブランド認知や潜在顧客の育成を目的としています。視覚的に訴求するため、ユーザーの記憶に残りやすい特徴があります。



  • 潜在顧客の育成: 商品やサービスをまだ知らないユーザーに、ブランドの存在をアピール。

     

  • リターゲティング: 一度サイトを訪れたが離脱したユーザーに対して再アプローチし、購入や問い合わせを促進。



例:

  1. ディスプレイ広告で商品を認知してもらう。
  2. 離脱したユーザーがディスプレイ広告で商品を思い出し、再訪問する。
  3. その後、リスティング広告や自然検索で再検索し、コンバージョンにつながる。

初期予算配分は70%:30%を目安に、運用データを基に最適化


広告運用の初期段階では、
リスティング広告に70%、ディスプレイ広告に30%の予算配分を推奨します。

これは、リスティング広告の即効性を活かしつつ、ディスプレイ広告で潜在顧客の育成と認知拡大を補完するためです。

 

ポイント

短期的成果: リスティング広告を中心に据え、クリックやコンバージョンを増加させる。

中長期的成果: ディスプレイ広告で潜在層を広げ、リターゲティングで再アプローチを行う。

柔軟な調整: 運用データを分析し、クリック率やコンバージョン率を基に配分を見直します。

 

具体例

 

初期段階: リスティング広告に注力し、ニーズの高いユーザーを獲得。

運用中: ディスプレイ広告のリターゲティングで訪問者の再獲得を図る。

 

6. まとめ

リスティング広告とディスプレイ広告の組み合わせが効果的

リスティング広告とディスプレイ広告は、それぞれ異なる特性を持つため、併用することで広告効果を最大化できます。
リスティング広告で購買意欲の高いユーザーに短期的な成果を狙い、ディスプレイ広告で認知拡大や潜在顧客の育成、リターゲティングによる再アプローチを組み合わせることで、認知からコンバージョンまで幅広く対応できます。

ユーザーの行動ステージに合わせた戦略

認知拡大:
ディスプレイ広告を活用し、ブランドや商品の認知を広げる。視覚的なバナーや動画を通じて、まだ商品を知らない潜在顧客にアプローチします。

 

購買意欲の喚起:
リスティング広告を使って、検索行動を起こした購買意欲の高いユーザーに直接アプローチ。即効性のあるコンバージョンを目指します。

 

再アプローチ:
リターゲティングを活用して、過去にサイトを訪れたが離脱したユーザーに広告を表示。再訪問を促し、コンバージョン率の向上を図ります。

 

適切な広告運用の実現に向けて

広告運用を成功させるためには、ユーザーの行動ステージに応じた戦略を立てることが重要です。また、初期段階ではリスティング広告を中心に据え、運用データを基にディスプレイ広告とのバランスを調整することで、より効果的な広告展開が可能です。

 

広告運用に関する不安やご相談がある場合は、当社のサポートをご検討ください。
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