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アトリビューション分析とは?意味・考え方・具体的な実践方法をわかりやすく解説
アトリビューション分析とは、
コンバージョンに至るまでの複数の広告や流入経路を、どのように評価するかを分析する考え方です。
広告運用やGA4の分析では、
・「最後にクリックされた広告だけが評価されていないか」
・「認知施策は本当に意味がないのか」
といった疑問が必ず出てきます。
本記事では、
アトリビューション分析の基本的な意味・必要性から、
実務で何を見て、どう判断すればよいのかまでを、
例を交えながら構造的に解説します。
アトリビューション分析とは?
アトリビューション分析とは、
ユーザーがコンバージョンに至るまでに接触した複数の施策を、どのように評価・配分するかを考える分析手法です。
多くのユーザーは、
・広告を見てすぐに申し込む
・1回の接触だけでCVする
わけではありません。
複数の広告やチャネルに触れたうえで、
最終的にコンバージョンに至ります。
アトリビューション分析は、
この「CVまでの流れ」全体を評価対象にする考え方です。
なぜアトリビューション分析が必要なのか
従来の分析では、
最後にクリックされた広告(ラストクリック)だけが評価されがちでした。
しかし実際には、
・認知を作った広告
・興味を深めた広告
・最後に背中を押した広告
が組み合わさって、
1つのコンバージョンが生まれています。
アトリビューション分析は、
成果を「点」ではなく「流れ」で捉えるために必要です。
ラストクリック評価との違い
ラストクリック評価では、
・最後にクリックされた広告
・最後の流入元
に、成果を100%割り当てます。
一方アトリビューション分析では、
・途中で接触した広告
・間接的に影響した施策
も含めて評価します。
特に、
・ディスプレイ広告
・SNS広告
・認知施策
の価値を正しく判断するためには、
アトリビューション分析が不可欠です。
主なアトリビューションモデル
アトリビューション分析では、
成果の配分方法(モデル)がいくつか存在します。
代表的なものには、
・ラストクリック
・ファーストクリック
・線形(均等配分)
・接点減衰型
・データドリブン
があります。
どのモデルを使うかによって、
「効果が高いと判断される施策」は変わります。
GA4におけるアトリビューション分析の考え方
GA4では、
データドリブンアトリビューションが基本となっています。
実際のユーザー行動データをもとに、
・どの接点が
・どの程度CVに貢献したか
を推定する仕組みです。
UA時代よりも、
実態に近い評価を目指した設計になっています。
ここからが重要:アトリビューション分析の具体的なやり方
ここからは、
「実際に何をすればいいのか」を解説します。
まず、分析を始める前に
次の2点を必ず決めます。
・成果(CV)の定義
・分析する期間
これを決めないと、
判断がブレて迷走します。
例で見る:ユーザー行動の流れ
例として、BtoBサービスを想定します。
1.ディスプレイ広告を閲覧(クリックなし)
2.SNS広告をクリック
3.検索広告をクリック
4.LPから資料請求(CV)
このとき重要なのは、
「検索広告だけが成果を出したのか?」
という視点です。
ラストクリックだけで判断すると起こる問題
ラストクリック評価だけを見ると、
・検索広告:CVあり
・SNS広告:CVなし
・ディスプレイ広告:CVなし
となりがちです。
この判断で、
・上流施策を止める
・検索広告に予算を集中させる
と、
中長期的にCVが減るケースが非常に多くあります。
GA4で最初に見るべきレポート
GA4では、
次のレポートを確認します。
広告 > アトリビューション > コンバージョンパス
ここでは、
・CVまでに通ったチャネル
・その順番
・接触回数
を確認できます
見るべきポイント①:検索以外が途中に含まれているか
最初に確認するのは、
検索広告以外が、CVパスの途中に出てくるか
です。
・Display → Search
・Social → Search
が多い場合、
それらは間違いなくCVに影響している施策です。
見るべきポイント②:アシスト役の存在
次に見るのは、
・直接CVしていない
・しかしCVパスに含まれている
施策の存在です。
これらは、
・認知
・
興味喚起
を担うアシスト役と考えます。
この場合の実務的な判断例
先ほどの例では、
・検索広告:刈り取り
・SNS広告:興味喚起
・ディスプレイ広告:認知
という役割分担が見えてきます。
この場合、
・検索広告は最適化を継続
・SNS広告・ディスプレイ広告は即停止しない
という判断が合理的です。
アトリビューション分析でやってはいけないこと
よくある失敗は、
・短期のCV数だけで判断する
・1つの指標だけを見る
・感情的に施策を止める
アトリビューション分析は、
傾向を見るための分析です。
アトリビューション分析の本質
アトリビューション分析の本質は、
「どの広告を切るか決めるため」
ではありません。
「安易に切らないための判断材料」
です。
広告を「点」ではなく「流れ」で見るための
思考フレームだと捉えると、
実務で一気に使いやすくなります。
まとめ
・アトリビューション分析とは、CVまでの流れを評価する考え方
・ラストクリックだけでは不十分
・GA4ではCVパスを見る
・直接CVしない施策にも役割がある
・広告を止めないための分析手法
この理解があれば、
「分かったけど使えない分析」からは完全に脱却できます。
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